現職の大和市長、大木哲氏が金子勝前副市長を訴えた民事訴訟の第1回口頭弁論期日が9月17日に予定されていたので、次回の期日はいつか、被告側の弁護士はどういった方がついたかなどを確認すべく横浜地裁にて訴訟記録の閲覧に行ってきました。
結果、判明した事実は以下のとおりです。
- 裁判所の判断で第1回口頭弁論期日は行われず、書面による準備手続きに変更
- 書面による準備手続きは11月5日14時からウェブを利用して開催(傍聴不可)
- 被告側弁護士は旬報法律事務所、担当弁護士は棗一郎弁護士、蟹江鬼太郎弁護士、沼田秀久弁護士
- 私が7月20日に訴訟記録を閲覧した後、8月2日に議会事務局職員、8月30日に市議会議員がそれぞれ訴訟記録を閲覧(報道機関の閲覧は確認できず)
被告側の弁護を担当する旬報法律事務所は、ウェブの事務所紹介を引用すると
当事務所は設立以来、特に労働者や労働組合の立場で労働問題に取り組んで参りました。すき家店長名ばかり管理職や日本IBMロックアウト解雇事件など、著名な事件も担当してきた実績がございます。
とありました。棗一郎弁護士は日本労働弁護団常任幹事でもあり、まさにスペシャリスト集団(ウェブによると所属弁護士総勢29名!)という印象を受けました。
対する原告側代理人の大澤孝征弁護士はいわゆるヤメ検でテレビ出演多数ではありますが、労働事件の実績はよくわかりません。事務所のウェブページも存在しないようです。
個人的に、被告側が反訴(事実としてパワハラは存在するのに大木哲氏から嘘つき呼ばわりされた、名誉を回復したいので訴える)するかどうかが最初の注目点だと思っていますので、11月中旬以降再度記録を確認したいと思います。
そういえば、以前神奈川新聞で次回の期日は10月中旬というような記事を見たことがある気がするのですが、どちらかの代理人弁護士から聞いた「見込み」をそのまま記事にしたのでしょうか。一次資料の確認、大事。
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