2022年11月26日土曜日

大和市長の問責決議案が可決されました。が…

各紙やTVKで大木哲大和市長に対する問責決議案が可決されたとの報道がありました。

「全員賛成で可決」とあるものの、欠席1名・退席1名との報道もあり、誰が欠席して誰が退席したのかは調べる限り報道はされていない様子。

そこで、報道にあった画像や映像から座席番号などを調べたところ、座席番号27番、自由民主党の木村賢一議員は名札が出ていなかったので事前に連絡があり欠席扱いになっているらしいことがわかりました。採決の際に席を外し、あえて採決に加わらなかったのは議席番号18番、明るいみらいやまとの町田零二議員とわかりました。

町田零二議員は、前副市長辞職等に関する調査特別委員会の委員でもあった方です。

オフィシャルウェブサイトツイッターブログも運営されていますが、本件についての情報発信はまだないようです。そもそも大木哲大和市長のパワハラ疑惑についての記載も一切なければ、ご本人が調査特別委員会の委員を務められていたことも一切取り上げられていません。

なお、過去の報道によると、大木哲大和市長が最初に当選した後に制定した多選禁止条例の廃止を行った際の提案者は、この町田零二議員のようです。

議案に対して賛成か反対かなら各議員の姿勢が明確ですが、賛成できないということであれば堂々と反対すればよいので「退席/棄権」というイレギュラーな対応をとるのであればそうせざるを得なかった理由の説明があってしかるべきではないか、と感じました。きっとそれなりのご事情があるものと推察します。

なお、大木哲大和市長は裁判で自らの主張を明らかにすると繰り返していますが、前回の期日までにはご本人からの陳述書は提出されていません。次回の期日は11月30日なので、また訴訟記録の閲覧に行こうと思います。